こんにちは。藤松です!
10月に入り朝晩のひんやりした感じなど、京都にも少しずつ秋の気配がただよいはじめました。今日は季節を少し先取りして、鴨料理専門店に行ってみようと思います!
おじゃまするのは堺町通、かのイノダコーヒー本店のななめ前にできた三条食彩ろぉじにある「京・鴨料理はじめ」さんです。
■斜め前がイノダコーヒ本店という、わかりやすいロケーション。
三条食彩ろぉじは、文字どおりさまざまな食を提供するお店が集まった“路地(ろぉじ)”。奥に長い路地に沿って小体な店が立ち並びます。なんかどの店も魅力的!
そんなろぉじの中ほどに、「京・鴨料理 はじめ」さんはありました。
■灯りがつくとこんな感じ。なかなか風情があります。
「こんにちは。」
出迎えてくださったのは社長の久保田さん。明るくていい店ですね!
■コンパクトな1階と、すっきり明るい2階のテーブル席。
「長年やりたいと思っていた飲食業を、ようやく始めることができました!」
嬉しそうに話す久保田さん。「京・鴨料理はじめ」の1階はカウンターのみ。5席ほどの小ぢんまりしたスタイルですが、2階にはテーブル席があり、10名程度の宴会も可能です。
ではさっそく鴨を…。と思ったのですが実はわたし、鴨料理の専門店は初めて。
カモ鍋とかは、どこかの店で食べたこはあるんですけどね。専門店となると、初めに何を食べたらいいんでしょう?
「じゃ、まずは鴨のつくねをぜひ食べてみてください!」
■一口サイズのつくねは、鴨肉100パーセント!
気合十分の久保田社長のおススメで、まずは「鴨つくね」からスタート!
合わせるお酒は、社長にあやかって久保田で行きましょうか。
ひと口大のつくねは鴨肉100パーセント。ぷりっともり上がった黄金色の卵黄をたっぷりからめていただきます!
鴨って、味、濃いね~!
「そうなんです。卵、余ったら全部食べてくださいね!」
■鴨つくねには、この黄金の卵黄をたっぷりからめて、鴨つくねの旨さに拍車をかけます。
この卵にも“葉酸”という、身体にとってありがたい栄養素がたっぷり詰まっているのだとか。すすめられるまま余った卵黄をちるちるといただく。うん、確かに卵もしっかり味がある!
しかし社長、なんで“鴨”専門にしたの?
つくねに続いて鴨のタタキを用意してくれると言うので、待っている間、久保田社長に伺います。聞けばことはとても偶然に…。
ある日久保田社長が参加したゴルフの会。とある参加者の代理でやってきたのが鴨卸商の社長だったそう。しかしその日その時は、別段仕事の話をしたわけでもなく…。
そして後日。満を持して鴨料理屋を始めようとした久保田社長が、ベストの鴨を仕入れるべく調べ、たどり着いたのが件の社長の鴨卸の会社だったとか。
そこからは、「あのときのゴルフでご一緒した…」から始まり話はトントン拍子。
「だから、ゴルフの会にその鴨卸商の社長が代理で来なかったら、この店はなかったカモ(笑) なんです」
京都のご縁はつくづく不思議ですね!
「京・鴨料理 はじめ」で使っている鴨はアヒルと鴨のかけあわせである合鴨です(ややこしいので以下では“鴨”と言います)。
鴨は通常3ヵ月程度で出荷しますが、「はじめ」で出てくる鴨は、2ヶ月程度の若いもの。臭みがなく、鉄分や葉酸が豊富で、身体を温めてくれるので特に女性にはおすすめなのだとか。
店舗・施設名 | 京・鴨料理 はじめ |
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住所 | 京都市中京区堺町三条下ル道佑超町135-1 食彩ろぉじ(内) |
電話番号 | 075-708-7600 |
営業時間 | 11:00~14:00 17:00~22:00(L.O.) 不定休 |
交通 | 京都市営地下鉄「烏丸御池」より徒歩5分 |
駐車場 | なし |
ホームページ | https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260202/26031179/ |
Writer藤松幸一
Writer藤松幸一
南区の業務用酒販店・株式会社ふじまつの社長。 美味しい料理とお酒大好きな1975年生まれ。 『飲食店のトータルサポート』 をテーマに、ただ売るだけでなくお客様がご繁盛して頂ける環境づくりをお手伝います。 面白おかしく、たまには真面目に素敵なお店情報をお届けします。
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