季節限定で登場するサンドイッチも好評です。この日に販売されていた夏限定「アグー豚のメンチカツサンド」(300円)は、コーングリッツを乗せたフランスパンにメンチカツとマンゴーチャツネ入りの自家製トマトソース、レタス、紫キャベツをはさんだもの。色合いもいいですね♪
余談ですが、こうした商品のなかで、さちさんが「今も忘れられない味」と語るのが、「ヨモギのベーグルサンド」。パストラミポーク、ボイルしたスナップエンドウ、クリームチーズ、くるみがサンドされた春限定の商品なので、来年は食べ損ねないようにしないと~
このほかにも、気になるサンドイッチが続々。
「赤のオープンサンド」(300円)
「淡路の玉ねぎのオープンサンド」(165円)
「クロワッサン・プロシュート」(350円)
「プラ・ビダ風バインミー」(260円)
よく来店するという親子連れに取材中だと伝えると、「ここ、おいしいもんねぇ!」と力強く言ってもらう一コマも。
香ばしいクロワッサンや、小さな子どもにも喜ばれそうなふんわりとしたミルクパンも並びます。
また、同店ではパンと一緒にコーヒーを味わえます(1杯180円)。季節に合わせていろんな国の生豆を仕入れ、シェフ自ら、オーブンで焙煎。煎りたてのコーヒー豆を使い、店内のコーヒーマシーンで淹れておられます。
トレーの隅っこに、お子さんからのメッセージ!? キュンとしちゃいます。
パンの陳列棚の向こうは厨房で、ひたすらパンを焼くシェフの姿が見えます。静岡のご実家はケーキ屋さん、昔からの夢がパン職人。神戸のベーカリーで修行をした後、いくつかのお店を経て(店長を務めたことも)、「プラ・ビダ」を開店。イタリアンの料理人の経験もある、おいしいもののプロフェッショナルです。
ちょっぴり強面(こわもて)に見えなくもないシェフですが、実はカヌレがお好きなんですって(あまーい!笑)。「30年くらい前、東京の『ビゴの店』(フランスパンの有名店)で食べたのが印象的で」とにっこり。レジ前に置かれた「カヌレ」(250円)の傍には、カヌレの詳しい説明付きのプライスカードと共に、相性が良いという赤ワインが並べてありました。この愛はホンモノですね~。
そうそう、同店のドリンクの棚の一部にはワインボトルがずらり、なんですよ。パンと合わせて購入できます。
ショップの袋も真っ赤なビタミンカラー。
「プラ・ビダ」という名のとおり、訪れると「生きてるって素敵!」と元気がもらえそうなお店です。
店舗・施設名 | プラ・ビダ(iPura vida!) |
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住所 | 京都市西京区川島権田町10-10 |
電話番号 | 075-394-7028 |
営業時間 | 午前8時30分~午後7時30分。火曜休 |
交通 | 阪急「桂」駅から徒歩15分 ※駐車場あり(3台) |
ホームページ | https://www.facebook.com/puravida.pan |
Writer岡田ゆき&イチノアユミ
Writer岡田ゆき&イチノアユミ
岡田:サンドイッチ大好き、食べるの大好き。NO グルテン NO LIFEなフリーライターです。
イチノ:初めての長期バイトは、大学時代、京都のベーカリーにて。パンに夢中だった当時、数年間は米を食べなかったほど。ずいぶん大人になり、〝パン熱〟がいくぶん醒めたとはいえ、今もやっぱり食いしん坊です