こんにちは! マツモトです。
みなさん朝ご飯はなにを食べますか?
私はご飯とみそ汁派なのですが、
パンの消費量日本一の京都府民の方なら、「朝はパン」と言う方も多いと思います。
おいしいパン屋さん多いですし。
さて数年前、某スナックメーカーが一大旋風を巻き起こした“グラノーラ”。
いまや日本の朝の食卓に、ごはん、パンに替わる第3の選択肢をもたらした……と言われているかどうかはわかりませんが、私もいっとき、ヨーグルトにグラノーラやフルーツを混ぜたものを朝食に取り入れていました(ご飯とみそ汁の後で食べる)。
で、そんな注目のグラノーラって何でできているの?
グラノーラの主原料はオーツ麦やナッツ、ドライフルーツ。それにオイルが加わります。
意外とシンプルですね。
ざっくり申せばグラノーラはこれらの主原料を混ぜ合わせているだけなので、素材勝負の点があるのは否めません!
ということは、選ばれた素材なら、もっとヘルシーでおいしいグラノーラになるのではないでしょうか?
そんなところに目を付けたのが、「COCOLO KYOTO」の代表取締役・井上泰輔さんです。
■東洞院通り三条下がるにあるCOCOLO KYOTO。通りに面したイーゼルの、“黒七味ナッツ焼いてます”がなんだか目を惹きます。
「COCOLO KYOTO」を立ち上げる前の井上さんは、中小企業やベンチャー企業を支援するコンサルタントを生業とされていました。
「ただ、いつか安全な食べ物にかかわる仕事がしたいとずっとアンテナを張っていました」
■明るい店内はカフェを併設。
そんな意識になったのは、いくつかの理由がありました。
井上さんのお母様は、オーガニックの野菜を作っていらっしゃいました。
「母は自分たち家族と、近所の方におすそ分けする程度の野菜をオーガニックで作っていました。ごはんも親戚の作ったお米でしたね」
そうした食が日常であった井上さんですが、お子さんができてから、とてもショッキングなできごとが起こります。
■店内ではグラノーラの試食もできます。
お子さんが離乳食を食べるようになったとき、まさにその離乳食でお子さんはアレルギー反応をおこし、ショック状態に陥ってしまったのです。
「食べるものへの意識が変わりました」
以後、お子さんが口にするおやつのパッケージの裏面に載っている原材料情報にも気を付けるようになり、安全な食ってなんだろうと考えるようになった井上さんは、そうしてグラノーラに出会います。
「子どもに安全に食べてほしい。そして自分が作っているものは子どもにも食べてほしい」
親としての願いが、井上さんをこだわりの材料へと向かわせました。
オーガニック素材にこだわった、ヘルシーなグラノーラ。
素材は全て、井上さんの目に叶ったものしか使われていません。また甘みにも、ココナッツシュガーやはちみつなど、味がよいだけでなく、ミネラル豊富で栄養価が高い甘味を使用しています。
「COCOLO KYOTO」ではグラノーラに使用しているのと同じ素材を使ったナッツも販売しています。
そしてこのところ京都発のお土産として人気を集めているのが、原了郭さんの黒七味を使った、「祗園黒七味ナッツ」です!
「お餅を砂糖醤油で食べるように、日本人て、甘辛味が好きですよね」
ある方から「それに黒七味をかけあわせたら?」とアドバイスをもらったのがきっかけだったとか。
そして試作を原了郭の原社長に食べていただいたところ、
なんと一発OK!
■COCOLO KYOTOイチオシ商品の「祗園黒七味ナッツ」。いま、大人気の商品です。
黒七味を原料を使うことも快諾していただき商品化すると、あれよあれよという間に人気商品になりました。
口にすると、最初はほんのり甘くカリッとした香ばしい食感。そして時間差で、黒七味独特の辛みがじわじわっとやってきます。
「すべて手作りなので、がんばっても1日100箱くらいしか作れません」
この日も、店舗の奥の厨房では、黒七味ナッツづくりが進められていました。
■黒七味ナッツも他の商品同様、100パーセント手作り。しかもグルテンフリーにもこだわっています。
■ナッツを扱う温度や時間に気を使って、あのおいしさが生まれます。
黒七味をきっかけに、現在ではお店の名前「COCOLO KYOTO」に入っている「KYOTO」をさらに活かそうと、京都でグラノーラやナッツに合う100パーセント無添加素材を探しています。ただ、おいしさのことも考えると、これがなかなか難しいのだそう。
「でも新商品の企画が新たにすすんでいるんです。もうじき、お披露目できると思います」
京都コンセプトの新商品はコチラ!
どんな味のナッツだかわかりますか??
■ちょっと試食させていただきました。香ばしさにハッとします。
素材は…。発売日までのお楽しみ。
色々な素材のよさが光る「COCOLO KYOTO」さん。
その世界観はグラノーラやナッツのパッケージにも反映されています。
統一感があり洒落た雰囲気で、さらにほんのり京都のテイスト。
■見やすく、手に取りやすく並べられたグラノーラ。統一感のあるデザインにもこだわりが見え隠れ。
「店の名前に“COCOLO”と入っているのは、もちろん“心”のつながりや“こころざし”といった、京都の中でいちばん大切にしておきたいものです。でもそれ以外にココ・シャネルも意識しているんです」
いたずらっぽく話す井上さん。
“オーガニック”というと、あまりデザインは凝らない印象ですが、「COCOLO KYOTO」のグラノーラは、シャネルのブティックに置いても馴染むような、そんな商品をめざしました。
シンプルなデザインと、色分けで表現されたスタイリッシュなパッケージ。
確かにこれなら、シャネルにあってもおかしくないかも!?
無垢の原料、素の素材にこだわる「COCOLO KYOTO」。
このところそんな素材に出会えることも、少しずつ増えているとのこと。
新しい出会いとおいしくてヘルシーな素材。そしてお土産にしても喜ばれる素敵なパッケージ。
トータルにこだわる「COCOLO KYOTO」さんに、これからも注目です!
店舗・施設名 | COCOLO KYOTO |
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住所 | [本店]京都市中京区東洞院通三条下ル三文字町201 2F |
電話番号 | [本店] 075-229-6619 [京都タワーサンド店] 075‐708‐3616 |
営業時間 | [本店]11:00~19:00 定休日:火曜日 [京都タワーサンド店]Cocolo Kitchen KYOTO 9:00~21:00 TEL : 075‐708‐3616 |
駐車場 | なし |
ホームページ | http://www.cocolo-kyoto.jp/ |
Writerデジスタイル京都スタッフ
Writerデジスタイル京都スタッフ
タカラサプライコミュニケーションズではたらく京都大好きメンバー。 定番から穴場まで、幅広いKYOTOの情報をお届けします!
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