ごきげんいかがですか。
あんこ好きライター、かがたにです。
大切な方への贈答品にお菓子を…と思った時、やはり百貨店の和菓子売り場に足を運ぶという方は多いのではないでしょうか。
ただ、いろいろありすぎて逆に迷ってしまったという経験をされた方もいるかもしれませんね。
そんな迷える子羊のために強力な助っ人が大丸京都店に登場するらしいとの
噂を聞きつけ、早速取材に行ってまいりました。
待ち合わせのお約束をした地下1階の和菓子コーナーにそれらしい人物が!
(もしやアナタが・・・?!)
私の熱視線に“餡テナ”が反応したのか、振り向いてくださったこの方が 噂の「餡・コンシェルジュ」南さん。
その正体は地下の食品フロアのサブマネージャーだそうで、ただのあんこ好きかと思ったら、めっちゃ偉い人ですやんか!
かつてファッションフロアを担当していた南さんが、食品フロアの和菓子担当になったのが今から8年前。
元々は辛党だった南さん。フロア担当になったのを機に和菓子を一つずつ食べてみたそうです。
「その時にホッとする味に出合って、和菓子ってこんなにも人を幸せにする食べ物なんだ!って感動したんです」
今では、自分へのご褒美おやつも和菓子という、あんこLOVERに♡
「餡・コンシェルジュ」としての取り組みはスタートしたばかりとのことですが、せっかくなので、実際に相談に乗ってもらうことにしました。
まず、一つ目の相談。
【友人・知人のお宅にお邪魔する際の手土産におすすめの和菓子は?】
「ものすごくベタではありますが、やはり仙太郎のご存知最中(259円/1個)はおすすめですね。目上の方にも喜ばれますし、自分で餡を挟むタイプもパーティ感があって楽しいと思います」
——-なるほどー!仙太郎さんのご存知最中は、粒餡もさることながら、時間が経ってもへたらない皮がまたイイですよね!自分で挟むお好みタイプは餡だけでなくバニラアイスをプラスしたりできますし。
「もう一つ、餡ではないのですが菓匠 清閑院の桃清香(864円)。季節限定品で、パッケージも素敵なので、箱を開けた時にワッと歓声が上がるインパクトがあります」
——-清閑院さんの白桃ぜりぃ。欲しい。シンプルに欲しい。
あんこじゃないけど!
それでは、お次の相談にいってみましょう!
【ご近所の年配の方へのお礼にするなら?】
「ちょっとしたご挨拶やお礼であれば、俵屋吉富の八重(108円/1個)がイチオシです。モチッとした生地にこしあんが包まれたおまんじゅうなのですが、独特の食感でリピート率の高い一品です。同じ皮に抹茶餡を包んだ茶和(162円/1個)と組み合わせてみてはいかがでしょうか。ご年配ということで、歯の悪い方もいらっしゃるでしょうから、ハッキリとした好みがわからない場合は、粒餡よりこし餡をおすすめします。」
——-確かに、俵屋吉富さんの八重のもちもち食感はクセになりそうです!抹茶餡がしっかりお茶の香りとほろ苦さを打ち出しているのも渋いです。八重のパッケージは季節によって絵柄が変わるそうですよ。
「もう一つ、これまた餡じゃないんですが(笑)、京都鶴屋の若鮎 保津の瀬(216円/1個)はカステラ生地がふわっと柔らかく風味も良いです。涼感のあるスダレ箱(箱代別途)に詰めるとよそ行き感もアップします」
——-京都鶴屋さんの若鮎は初めていただきましたが、カステラ部分が柔らかくて風味がリッチ!あんこじゃないけど!(2回目)
どちらもキチンと感はありつつ、お返しに気を遣わせないカジュアルさもある、流石のセレクトです。
→いよいよ、ラストの相談!職場にちょっと気の利いた差し入れをするなら?
店舗・施設名 | 大丸京都店 |
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住所 | 京都市下京区四条通高倉西入立売西町79 |
電話番号 | (代表)075-211-8111 |
営業時間 | 10:00〜20:00(不定休) |
交通 | 阪急京都線烏丸駅より徒歩1分(地下道直結) 地下鉄烏丸線四条駅より徒歩2分(地下道直結) |
駐車場 | 直営駐車場あり |
ホームページ | https://www.daimaru.co.jp/kyoto/index.html |
Writerかがたにのりこ
Writerかがたにのりこ
あんこをこよなく愛し、月に2回は自宅で餡炊きをするフリーライター。 元・漉し餡党、現在はあんこ博愛主義者。