さて、瑠璃光院から一度、渡った橋のところまで戻ってきました。そして、橋を渡らずにそのまま進んでいきます。
少し上り坂になっているのですが、登りきるとケーブルの八瀬駅が見えます。
ケーブルとロープウェーを使えば、比叡山山頂まで行けます。
マップで確認してみましょう。
白いケーブルがやってきました。今回は乗りませんが、対向ケーブルとすれ違う箇所があったり、カーブがあったりなど見所満載のケーブルですので、ぜひお試しあれ。
ケーブル八瀬駅を通り過ぎると、また橋があります。
橋を渡って右手に進んでいくと、「鯖寿し」の看板が見えてきます。
正面から見た「縹(はなだ)」さん。北側から見たところ。駐車場もこちらにあります。
風に揺れるのれんからお邪魔します。
玄関も広くて素敵です。
テーブル席もあります。
窓から高野川が望めます。小鳥の声が聞こえ、取材時は桜吹雪が舞っていました。
こちらでいただきます。のんびりとくつろげますよ〜〜♪
これがおすすめの「姫お敷」。
鯖寿司にお吸い物や出し巻き卵、季節の和え物などがついています。営業日ではなく仕込みの日に取材に伺ったので、ちょっと急ぎで作っていただいた形になってしまいました。でも、塩加減控えめなのに臭みもなく油がほどよく乗っていて、老舗に負けないおいしさです。
北海道産最高級白板昆布は別注しておられるとか。筆者、鯖で有名な福井県小浜市若狭出身の母のもとで育ち、焼き鯖や、鯖寿司を小さいころからよく食べてきましたが、縹さんの鯖寿司、太鼓判押します(*´∀`*)。女性にとっては、この一口サイズというのもうれしいです。口紅が取れにくいですよね。
お店は12年目。おかみさんはなんと還暦からこのお店を始められたというのでびっくり。
もともと大勢におもてなしをしてこられ、料理がお上手だったのもあるのでしょうけれど、それでも「還暦からなにか新しいことを始める」って、すごくかっこいいと思いませんか? その話だけでもパワーをいただきました! 素敵な女将さんでしたが、撮影はNGでとのことでした。残念。各部屋に生花が飾ってありましたので、そちらを代わりに。
家族経営的にこじんまりと経営されていますので、5名以上のグループで行くときには、前もって予約をしたほうが確実でしょう。週末、金・土・日のみの営業で、場合によってお休みになりますので電話などで確認を。「姫すがた(持ち帰り用)」もとても人気ですが、こちらもまとまった数がほしい場合は予約しましょう。
【店舗データ】
縹(はなだ)
所在地:〒601-1111 京都府京都市左京区八瀬野瀬町46(八瀬比叡山口駅 北へ徒歩5分)
電話:075-706-5373
FAX:075-724-0160
営業時間:金・土・日曜日 11:00〜16:00
定休日:月〜木曜日(別途お休みあり)
駐車場:6台
この「八瀬比叡山口駅」を以て、このコーナーは筆者の都合により休止することになりました。ご覧くださったみなさま、ありがとうございました! 叡山電車沿線にはほかにもご案内したいところがたくさんあるのですが、本当に申し訳ありません。ぜひとも、叡電に乗って洛北に遊びにきてくださいね。どこかでまたお会いしましょう。(藤嶋ひじり)
店舗・施設名 | 八瀬比叡山口駅 |
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住所 | 京都市左京区八瀬野瀬町113 |
電話番号 | 無人駅のためありません |
ホームページ | https://eizandensha.co.jp/guide/station/yase-hieizanguchi.html |
Writer藤嶋ひじり
Writer藤嶋ひじり
編集者・ライター・恋愛コラムニスト。洛北と叡山電車を愛する3姉妹の母。子ども時代から鉄分多め。区画整備された新興住宅地育ちで、山々に囲まれた洛北に憧れ移住。