こんにちは。
偉大な先輩の胸は、喰らいついてでも借りたい藤松です!
今日は京阪七条にオープンした「自然酒菜 一瞬 鴨東店」にお邪魔しました。
こちらは京都駅前での大人気の和食居酒屋の2号店。
この京阪七条駅周辺は、最近はゲストハウスなども増えて外国からのお客さんも増えつつある注目エリアです。
わたしもちょっと前から気になっていました。
「一瞬」さんの自慢は何と言っても八幡や亀岡など、京都市近隣から直接仕入れる有機野菜や減農薬野菜の数々。
また魚も京都や舞鶴の市場からの仕入れを中心にしています。
「100パーセント京都産は無理だけど、やはり地のもののおいしさは間違いないから」
と、社長の岸本万三さん。
今日はわたし、少々緊張気味でこちらのお店にお邪魔しています。
京都の飲食業界では知る人ぞ知る岸本社長ですが、
実は株式会社ふじまつ、岸本さんとは今回が初のお取引なんです!!
「いま京都で元気な酒屋はどこか?って聞いたらふじまつさんの名前があがって、連絡したら翌日、社長の君が自ら来たしね!」
とのこと。そう言っていただけると恐縮してしまうのですが、これが取引の始まりでした。
さらに話を聞いていると、どうやら先代(うちの親父)をご存じで、父の印象がまた、
「とても前向きな方だった」
そうです。
取引の始まりに先代の印象があるなんて…。
わたしも京都人ではありますが、やっぱ京都、怖いわ!
と思わず言いたくなります。(でも親父、ありがとう…)
前置きが長くなりましたが お腹も空いてきたので、そろそろ何かいただきます!
一品目には「京 三嶋亭 牛すじ煮込み」をお願いしました。
今日もまだまだ暑いし、少々緊張ぎみなので冷えたビールで体温を下げたい気分です。(笑)
とろっとした牛すじは、やはりビールのアテに最高!!
「三嶋亭のは、ぐつぐつ炊かなくても柔らかくなるんだ」
なるほど、口に入れるとすぐに崩れ、脂はさらりと口の奥に消える。
うま味のつまった牛すじです。
ビールでやや緊張もほぐれ、牛すじですこしお腹も落ち着きましたので、ちょっとゆっくりお酒を飲みたくなりました。
次にいただいたのは「お造り5種盛り」。
今日は、甘エビ、天然ブリ、しまあじ、シメサバ、サーモンというチームです。
こちらに合わせるのは「松竹梅 豪快」の、ぬるめの燗。
新鮮さが、口の中で踊ります!
さきほどから厨房に入って若い料理人の方にあれこれ話をしている社長は、新店オープンで楽しそうです。
実は先年まで、病を患っていたという岸本社長。
「一瞬 鴨東店」はそんな社長の復活を象徴する店でもあります。
岸本社長は
「これからもう一回、レジェンド作ろうと思ってるんや」
と、にんまり。
ぜひともお手伝いしたい、いや、させてください!
でもその前に、合鴨の溶岩焼きをお願いします!!
溶岩焼きは富士山の溶岩プレートで焼き上げる「一瞬」の名物。
京都駅前店でも人気のひと品です。
今日は芋焼酎「一刻者」の水割りとともに。
甘みのある芋焼酎は、コクのある合鴨の身と相性抜群です。
溶岩焼きのできあがりを待ちながら、カウンター内の社長の夢をうかがいます。
こんなふうにカウンターの中と外で楽しめるのも、「一瞬」のよさ。
「この辺りはゲストハウスができて空き家も減ってきたし、観光客も多い。それにもうすぐ芸大も来るから」
空き家が新しい店となり、街全体も、人の流れも変わりつつある京阪七条界隈。
いろんな未来が待っているこのエリアで、「一瞬」を盛り上げ、岸本社長の新たなレジェンド作りを手伝えるなら酒販店冥利につきるなあと思いながら、杯を重ねた夜でした。
そうそう!
「一瞬」鴨東店は、宴会にもおすすめ。
20名程度が入れる個室もあり、これからの季節はお鍋のコースなどもありますよ。
店舗・施設名 | 自然酒菜 一瞬 鴨東店 |
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住所 | 京都市東山区七条通り川端東入る南側 |
電話番号 | 075-585-4033 |
営業時間 | 11:30~14:00 17:00~22:00(L.O. 21:45) ※月曜定休 |
交通 | 京阪 「七条」駅下車すぐ |
Writer藤松幸一
Writer藤松幸一
南区の業務用酒販店・株式会社ふじまつの社長。 美味しい料理とお酒大好きな1975年生まれ。 『飲食店のトータルサポート』 をテーマに、ただ売るだけでなくお客様がご繁盛して頂ける環境づくりをお手伝います。 面白おかしく、たまには真面目に素敵なお店情報をお届けします。
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