こんにちは、ライターの江角です。7月に入り、京都の街中はすっかり祇園祭一色となっています。
最近は京都の夏らしく、じっとりと暑い日が続きますが、こんなときは涼しいカフェでゆっくり絵本でも眺めていたい…ということで、今回紹介するお店は「大人も楽しめる絵本カフェ」がコンセプトのお店「めばえ」です!
絵本カフェ「めばえ」を手がけるのは、京都市内にいくつもの書店を構える「ふたば書房」。のんびりとした空気が漂う新大宮商店街の中にそのお店はあります。
京町家を改装したという店内はゆったりとしたつくりで、手前にはテーブル席、奥は靴を脱いで上がるカウンター席、その後ろに絵本がずらーりと並ぶ本棚があります。
本棚には常時約600タイトルの絵本。それぞれジャンルに分かれて並んでいるのですが、注目すべきはそのテーマ。
大人も楽しめるように、ということで「仕事」「結婚」「怒り」「別れ」といったテーマの絵本もあり、その背表紙にあるタイトルを眺めているだけでも興味津々!
これら絵本の選書をしているのは、ふたば書房の社長であり、絵本専門士の資格を持つ洞本昌哉さん。
カフェでは洞本さんが絵本選びなどの相談にのってくれる「絵本相談会」も実施されていますよ。
もちろん小さな子も楽しめる絵本もあれこれ並んでおり、夏は花火、冬にはクリスマスといった季節ごとのテーマの絵本が並ぶそう。
そしてカフェへ来たならぜひとも注文してもらいたいのが、「はらぺこのクロックムッシュプレート」(750円)。
京都で人気のベーカリーカフェ「Année(アネ)」のパンを使ったメニューで、あおむしをイメージした飾りがなんともかわいらしい!
コーヒーは、これまた「ふたば書房」が手がける京都で人気の雑貨店「アンジェ」でも取り扱いのある鎌倉のカフェ・ヴィヴモン・ディモンシュの豆を使用。
素敵なカップ&ソーサーやシュガーポット、スプーンなどに思わず目が行きますが、これらは全て店内で購入できるんですよ。
さすが雑貨店も手がけるふたば書房のカフェ!
またショーケースにはその日楽しめるスイーツが並んでいるので参考に。自家製スイーツの米粉を使ったマフィンは、グルテンフリーなのでアレルギーがあるお子さん連れでも安心です。
店頭には、その時々の展示に合わせた雑貨が並ぶ小さなーナーもあり。外国のちょっとしたおもちゃや、取材時には夏らしいスイカ柄の手ぬぐいなど並んでいました。
これらアイテムもまたセンスの良さを感じさせるものばかり。カフェ使いだけではなく、絵本とちょっとした雑貨を一緒に贈りたいときにも訪れたいなと思いました!
店舗・施設名 | 絵本カフェ Mébaé |
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住所 | 京都市北区紫野下門前町5-5 |
電話番号 | 075-493-5528 |
営業時間 | 11:00~18:30(L.O.18:00) 火曜休 |
ホームページ | https://www.facebook.com/ehoncafe.mebae |
Writer江角悠子
Writer江角悠子
京都在住のフリーライター。
2008年生まれの長男と2014年生まれの長女、2人の子どもたち+夫と京都のスポットを巡ることが日々の楽しみ。
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