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洛北の地に名店あり 地下鉄の北大路駅から歩いて約5分、紫明商店街の西の端。北大路通と新町通が交差する場所に竹濱義春老舗はある。創業は文久元年(1861年)。昭和の初め頃にこの地に移転、現当主で9代目となる歴史ある和菓子店である。代表菓は、豆菓子「真盛豆(しんせいまめ)」と焼菓子「洛北」。 今回は「洛北」についてお話を伺った。 |
銘菓「洛北」誕生
昭和初期に誕生した「洛北」にはこんなエピソードがある。当時無銘だったこの菓子を、さる会に持参したところ、その場所に集まった美食家たちは、一目その姿形を見ただけで酷評しはじめた。「そういわずに一度食べてみて」との声にしぶしぶ口にいれた参加者たちは、先ほどまでの酷評はどこへやら、口々に賞賛の声をあげはじめた。そのおいしさにいたく感激した参加者たちは「注文がしづらいから」とその場で菓子に「洛北」という名を贈ったという。 食してわかるおいしさ ![]() 「毎日味をチェックするために食べても飽きないんですよ」この言葉が洛北のすべてを物語っている。 |
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