TOP > 京都の観光情報 > お土産にぴったり!京の匠品 > 「西陣風味」千本玉壽軒
京の街の真ん中で 京都といえば、着物。和服をはじめ、「和物」の似合う街、と想像されるかたも多いのではないだろうか?街から聞こえてくる活気いっぱいの機の音、粋な旦那衆たち。 そんな着物産業の中心地、西陣。西陣織の関連業者が集まる一角、千本今出川の交差点を上がったところに千本玉壽軒はある。創業は昭和13年。本家の玉壽軒からのれん分けする形で、それまで本家が店を営んでいた現在の場所が誕生の地である。
西陣風味 今回は千本玉壽軒の代表銘菓の一つ、「西陣風味」をご紹介しよう。「西陣」を冠にしているだけあって、モチーフとなっているのは着物。一番外に羽二重餅を、そして中に黒ごまがはいったこしあんを。なめらかな口当たりは、絹の生地をイメージ。 くるりとまかれたその優美な姿は、着物の反物を連想させる。 また、菓子の包装にも工夫がされている。四隅から折り込み紐で結んである姿は、一見すると畳紙にくるまれているかのようである。
伝統と改革の共存 西陣風味も、先代が考案されたというすっきりとしたデザインを維持しつつ、時代にあわせて少しずつ変化をとげている。 甘みを少し控えめに調整したり、中身を一つではなく、半分に切って一口で食べやすいようにしたり、消費者の声を活かしつつ改良を重ねている。 千本玉壽軒の心配りは全ての商品に及んでいる。お菓子を包む包装紙にも細やかな心配りがなされている。一つ一つ愛らしい絵が描かれた包装紙は、お客様がみてどのような商品なのかわかるように、との思いが。これは当代のアイデアである。 伝統だけにとらわれることなく、ほどよい改革も取りいれつつ千本玉壽軒は進化し続けている。
西陣風味(10個入) 販売価格:¥2,100(税込)
西陣風味(15個入) 販売価格:¥3,150(税込)