暑さの厳しい京都の夏ですが、この季節ならではの楽しみもあります。7月は、やはり祇園祭。お祭りの雰囲気を味わうなら、おすすめは宵山の頃です。賑やかな祇園囃子が聞こえる中、鉾や山を見ながらそぞろ歩きするのは、この時期だけの楽しみです。17日の巡行後に行われる八坂神社の神輿渡御(みこしとぎょ)は、勇壮で男性的。近年は山鉾巡行だけでなく、この神輿渡御を楽しみに京都を訪れる方も増えています。また京都市観光協会主催の「京の夏の旅」では、7月中旬から伝統的な京町家の特別公開が開催されます。こちらは「夏をむねとす」と言われ、夏の生活を基本に作られた京の伝統住宅を見学できる機会として、注目されています。鴨川の床も9月末まで営業中。京の納涼気分を味わうなら、床も一度は体験したいですね。
夏も魅力的な京都ですが、暑さを敬遠する方が多いのも事実。ところが京都には、目にする人にしばし暑さを忘れてもらう工夫が発達しているのをご存知でしょうか。
京の町家では6月になるとふすまを外し、葦戸(よしど)を入れます。これは視線を遮りつつ、風の通りを確保するため。見た目にも涼しげで、実益も兼ねた夏対策といえます。京菓子では清流や氷などの意匠が人々の目を楽しませてくれますし、秋の草花を描いた夏扇子も涼しげです。暑い盛り、周囲に一瞬、涼しさを感じさせてくれるこれらのアイテムは、京都で育まれた夏のおもてなしと言えるかもしれません。
そしてこの夏、京都のおもてなしと同様に、周囲に暑さを感じさせず、しかも快適に過ごせる強い味方が登場しました。
それがDigiStyle京都スタッフも愛用中のワコール 夏の「スゴ衣」インナー。心強い防寒対策として冬にご紹介した「スゴ衣」。夏バージョンは特殊加工によりワキや胸元、背中の汗ジミが表に出にくくなっていて、暑さが厳しいこの時期、大活躍しています。
「スゴ衣」Tシャツタイプは、アウターとして1枚で着用でき、色やかたちも豊富。単なる機能インナーではなく、夏のお洒落アイテムとして楽しめます。また、速乾素材を使用しているので、快適さも長時間持続。汗ジミが見えにくいだけで周囲の印象も爽やかですが、サラサラ感が続くのも嬉しい機能です。夏の「スゴ衣」は、まさに京都の夏の「気配り」を受け継いだTシャツと言えそうです。
「スゴ衣」には男性用もあり、通勤用としてもおすすめ。このほかにもワコールにはシーンに応じた夏用インナーがラインナップされています。6月27日~8月6日までクリアランスセール開催中。ワコールウェブストアも、チェックしてみてくださいね。
「スゴ衣」は、一枚で着られるTシャツタイプから、チラ見えさせないインナータイプまでバリエーションも豊富です。
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