清和天皇の貞観11年(869)、今の平安神宮蒼龍楼(そうりゅうろう)の辺りに創建された西天王社が須賀神社の始まり。後に兵火を避けて、吉田山に590年間鎮座されたが、大正13年にこの地に社殿が造営された。祭神に須佐之男神(すさのおのみこと)とその妻の櫛稲田比賣神(くしなだひめのみこと)を祀り、縁結び・学問・諸事必勝・病気平癒の神様として親しまれている。 境内にある交通神社は、須賀神社に合祀されていた八衞比古(やちまたひこのみこと)・八衞比賣神を分祀し、昭和39年に建立された。八衞比古・八衞比賣神は夫婦で、外部から侵入してくる邪神・魑魅魍魎(ちみもうりょう)を防いでくれる神様。交通や旅行の安全、旅館業の守り神として信仰されているところから、神社も「交通神社」と名づけられた。 |
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須賀神社からの帰り道、ふと見つけた小さなお店。商品はちりめん山椒630円~のみだが、ここのはちょっとひと味違う。じゃこと山椒を炊き込んで作るちりめん山椒は、普通なら茶色っぽくなるはずなのに、見た目はおじゃこそのままの自然の色なのにびっくり。口に含むと、何ともやわらかいじゃこに、美山で採れた山椒がピリッとこれまたやわらかい。もちろん添加物は一切使われていない。「美山工房という小さな工房で手作りしているんですよ」とのことで宣伝はまったくしていないが、京都に来る度に買い求める地方の客も多いとか。2種類のじゃこ山椒セット2,000円~がおすすめ。電話で申し込みば地方発送もしてくれる。あつあつの炊きたてご飯にのせて味わいたい。 |
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