今回のゲストは、今年で結成23年目を迎えるバッファロー吾郎さん。
「キング オブ コント」初回優勝者であり、自身が主宰するお笑いイベントからも若手を次々に輩出する実力派のお二人にとって"京都"とは...?
:DigiStyle京都 :木村 :竹若
- 木村さんは神戸、竹若さんは京都と、お二人とも関西ご出身なんですよね。竹若さんは市内に住んでらっしゃったんですか?
- 僕、ここ(祇園花月)と同じ東山区で生まれ育ったんですよ。祇園花月より、もっと南の方ですけどね。
- じゃあ学生の頃なんか、遊び場所は街中ですか?
- 高校出てからNSCに入って大阪に行ったので...実は京都のオシャレな所も知らないんですよね。友だちとマージャンしたりゲームしたり、そんな感じでした。だから僕、金閣寺も初めて行ったの38歳くらいですもん。
- 最近ですね!高校までは地元で遊ぶことが多かったんですね。
- そう。そう言えば、京阪沿線の「丹波橋」っていう駅の近くに僕が通ってた中・高があって、同じ沿線の「七条」駅に僕の家があったんですけど、毎日通学してると飽きてくるわけですよ。で、「丹波橋」で"急行"に乗ったら「七条」にも停まるんですけど、あえて"普通"に乗ってだいぶ手前の「深草」で降りる。で、次に"急行"が停まる「伏見稲荷」っていう駅が次の駅なんで、そこまで走る。すると、「深草」を直後に通過する"急行"に「伏見稲荷」で乗れるんです! ...で、「七条」まで帰る、みたいな。そういう遊びをしてました。
- あえて"普通"で!
って、京阪沿線の住民でないと分からないマニアックなハナシですね。 - やらんでいいんですけど(笑)体力に自信がある人は、ぜひそんな遊びもしてみて下さい。
- "遊び"なんですか、ソレ(笑)
- 木村さんは京都ご出身ではないですが、昔、雨上がり決死隊のお二人とバッファロー吾郎さんとでKBS京都のラジオ番組をされていましたよね。その頃の京都の思い出ってありますか?
- それが全然なくて...って言うのは、収録が終わったら4人一緒にタクシーに乗って順番に送ってもらっていたので、京都に通っていたにも関わらず、まったくと言っていいほど、どこにも行けていないんですよね。だから一般の人と同じように、観光で来るくらいの京都しか知らない。日帰りで金閣寺行ったり、嵐山行ったり。それくらいなんですよ。
- 最近プライベートで京都に来られたのはいつですか?
- 7年前くらいかな? 初めて銀閣寺に行きました。銀閣寺って、山の上に登れるでしょ。下から見たら地味やけど、上まで行って、さらに庭の高台から庭園と建物の配置、街並みを見下ろしたときに衝撃を受けたんですよね。地味に見せかけてハードル下げといて、上った瞬間グンと上げるみたいな、そこも計算なのかと思うと感動しましたね。
- 銀閣寺の庭は一見の価値あり、ですよね。ところでこのコーナーも3回目となるんですが、「京都芸人」のようなくくりで、芸人さん同士、同郷の繋がりはないんですか?
- ああ~。京都人って...ちょっとクセがあるじゃないですか。(サバンナの)高橋も八木も変なヤツやし。何かみんな腹に据えたもんがあるんでしょうね。だから繋がりはあんまりないんです。
- 京都人特有の人との付き合い方、ありますよね。
- なんかね~京都人だけで「何かイベントしよか~」ってなると、その場は「いいっスね~やりましょうよー」ってなるんですけど、その後、誰も動かへんし、そんな話が出たまま十数年...(笑)
- それはもう実現しないですね(笑)
昔あった「京都花月」が復活したんで、これを一つのきっかけに、お笑いの世界を知ってくれる人が増えたらいいですね。目新しい芸人さんもたくさん興行しています(竹若)
目の前が八坂神社で、祇園の真ん中にある「祇園花月」なんで、京都観光の間とか、京都で遊ぶ前に来てもらえたら嬉しいです(木村)
■京阪電車
大阪-京都を繋ぐ「京阪電車」は、今回竹若さんの通学時の話で登場。沿線上には、祇園花月の最寄り駅「祇園四条」や、木村さんのお気に入りスポット・銀閣寺の最寄り駅である終点「出町柳」駅も。
京阪電気鉄道株式会社
詳細は公式ホームページをチェック
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