
2025.07.18 - 2025.07.27
2025.02.27 ~ 2025.09.02
※新型コロナウイルス感染拡予防の観点等でイベントが中止や延期・開催時間が変更になっている場合があります。事前に公式サイトなどでご確認ください。
1555年、京都・烏丸三条に創業した千總は2025年、470周年を迎えます。この節目となる年、現代美術家の加藤泉と共同制作した作品を展⽰する「加藤泉×千總:絵と着物」を千總ギャラリーにて開催する運びとなりました。
企画は数年前に端を発し、試行錯誤を経てまとめられました。中でも着物の形をとった作品は、加藤によるスケッチをもとに、糸目友禅や描き友禅、絞り染め、刺繍、仕立てまで、20から30にもおよぶ伝統的な工程を経て制作され、京都在住の専門職人たち20名以上のチームワークによってようやく完成しました。
制作は千總本社内にある工房のほか、京都府内にあるそれぞれの専門工房で⾏われました。加藤自身、何 度も京都を訪れ、特に「⼈型(ひとがた)」と称される彼特有のモチーフは、自ら筆をとり、職⼈たちと肩を並べながら伝統的な友禅の技法によって描きました。⻑年にわたる千總の歴史の中でも、友禅職人以外の手によって着物⽣地に染色が加えられるのは極めて珍しいことです。
今回は着物作品に加え、千總の厳しい品質基準を満たすことができず、着物としては製品化されなかった⽣地を使⽤したアー ト作品も展⽰いたします。
室町時代、法⾐装束商としてスタートした千總は「伝統とは、 守ることでなく創ること」という代々の教えのもと、着物の新 たな美しさや⽂化の提案を続けてきました。明治時代には日本画家と協業し、進取の気性に富んだ京友禅のデザインを打ち出していくなど、常にアートとの出会いが時代に即したクリエーションを推し進める原動⼒となってきた歴史があります。
無⼆の感性を持つ加藤との出会いが、着物の未来において新しい美を探求する気づきを与え、多様な文化創造の契機になることを願っています。
会場 | 千總ギャラリー |
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日時 | 2025年2月27日(木)~9月2日(火)10:00~17:00 |
住所 | 京都市中京区三条通烏丸西入御倉町80番地 |
交通 | 地下鉄「烏丸御池」駅から徒歩約3分 / 阪急「烏丸」駅から徒歩約7分 「千總本店」内の階段より2階へお上りください |
駐車場 | なし |
料金 | 入場無料 |
お問合せ先 | 千總本店 TEL 075-253-1555 |
ホームページ | |
補足情報 | 休館日:水曜日
※【車椅子でご来館の方へ】 |
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