In Front of Behind 〜 インゴ・バウムガルテン＋鈴木崇【HRDファインアート】

ソウル在住のドイツ人美術作家、インゴ・バウムガルテンと京都在住の美術作家、鈴木崇による二人展。

韓国ソウル在住のドイツ人美術作家、インゴ・バウムガルテンと京都出身・在住の美術作家、鈴木崇による二人展「In Front of Behind」を開催します。

インゴ・バウムガルテンは1964年ドイツ・ハノーファー生まれ。カールスルーエ芸術アカデミーで学んだのち、1999年に東京芸術大学大学院にて修士号を取得。現在は韓国ソウルのホンイク大学で教鞭を執るかたわら、絵画を中心とした制作活動を精力的に展開しています。建築物とそのフォルムやカラーを中心的な主題とし、リアリズムをベースとしながらもどこか幻想的な感覚を湛えた絵画作品を数多く制作しています。

鈴木崇は1971年京都出身。米国ボストンのアート・インスティテュート・オブ・ボストンやドイツ・デュッセルドルフのデュッセルドルフ芸術アカデミーで写真を学びます。現在は京都を拠点に活動を行い、その作品は東京国立近代美術館や京都国立近代美術館にも所蔵されるなど高い評価を受けています。従来的な写真表現から自由に逸脱する多彩な表現を展開している鈴木の作品は、イメージが持つ象徴性や意味性、そしてそれに対する人間の認知に関する問いを様々な角度から投げかけます。