【新春招福ウォーク2025】京都・四条寺町〜新京極の古社寺・旧跡めぐり

京都有数の繁華街、新京極。
三条通から四条通間の約550mにわたり、ファッションや飲食店、雑貨・土産物店など約160店が軒を連ね、世界中から多くの人が集う、まさに京都を代表する観光地のひとつです。

元は豊臣秀吉が16世紀末に京都を改造した際に寺院を集めた「寺町」でしたが、明治天皇の東京行幸で活気を失った京都の活性化の一環として、明治時代はじめに各寺院の境内地を没収し、歓楽街を作るために通された道路で、2022年に誕生150周年を迎えました。現在はアーケードに覆われ、ショッピングや食べ歩きなど、その華やかな雰囲気に目が行きがちですが、寺町にあった寺社の多くは今なお旧地にとどまり、長く紡がれてきた歴史や文化、そして様々な信仰や伝承を今日に継承しています。

視点を少し変えてみると、雑踏のそこかしこに見えてくる古（いにしえ）の京都。
それらは京都の歴史・魅力をいまに伝える大切なスポットであり、また、永続的な保存継承が危ぶまれる文化財･文化遺産でもあります。
「こんなところにこんなものがあるのか」──文化財の保護・継承には、まずは多くの人に認知してもらい、関心を継続して持っていただくことが大切と考えます。
初詣を兼ね、新年を寿ぎながら”時空を超えた歴史散歩”をご一緒しませんか。

☆案内人　ヘリテージハブ京都代表・嶋瀬明彦

【主なコース】（総行程約1km）
集合：八坂神社御旅所西御殿・冠者殿社前（四条寺町東入）→錦天満宮→善長寺→安養寺（倒蓮華寺）→永福寺（蛸薬師堂）→西光寺（寅薬師）→誠心院・和泉式部墓所→誓願寺→矢田寺（矢田地蔵尊）→天性寺・天河弁財天社→本能寺・信長公廟（河原町御池にて現地解散）
※諸事情により若干ルート変更となる場合があります