2024.10.18 - 2024.12.26
【終了しました】 2024.09.11 ~ 2024.12.01
※新型コロナウイルス感染拡予防の観点等でイベントが中止や延期・開催時間が変更になっている場合があります。事前に公式サイトなどでご確認ください。
日本の近代七宝は、江戸末期に尾張の梶常吉が有線七宝の技法を解明したことに始まります。のち塚本貝助らによって尾張の産業として発展し、明治になって輸出品として期待されるようになると、京都、東京、横浜などへも生産地が広がっていきました。折しも、博覧会の時代、出品を重ねるごとに技術や意匠が改良され、発色はより多彩で鮮やかに、植線はより精緻に、そして幾何学的な意匠は余白と奥行を持つ絵画的な描写へと変遷していきます。こうして生産技術が最も円熟した明治中期から後期にかけて、日本の七宝は黄金時代を迎えました。当館では、このような時代に作られた優品を中心に収蔵しています。
本展では、当館が誇る京都並河のコレクションをはじめ、濤川惣助、林小伝治他、同時代の工房で生み出された名品とあわせて、江戸時代に刀装具を彩った平田派の七宝の数々を展覧します。世界に類を見ない繊細優美な七宝の輝きをぜひご高覧ください。
会場 | 清水三年坂美術館 |
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日時 | 2024年9月11日(水)~12月1日(日)10:00~17:00(入館は16:30まで) |
住所 | 京都市東山区清水寺門前産寧坂北入清水三丁目337-1 |
交通 | 市バス「清水道」バス停から徒歩7分 |
駐車場 | 美術館にはなし。近隣のコインパーキング等をご利用ください。 ※三年坂は土・日・休日の10:00〜17:00の間、車両通行禁止となるのでご注意ください。 |
料金 | 一般:1000円 大学・高校・中学生:600円 小学生:300円 幼児:無料 ・団体(20名以上)20%割引 ・障害者手帳をお持ちの方と付き添い者1名は、50%割引 ・館長(村田理如)による展示解説も行っています(有料/事前申込制)。 コレクターの眼を通して見た作品の魅力などを展覧会会場で直接お聞きになりながらご鑑賞頂けます。 ・団体でご来館される場合には、事前にお電話等にて日時・人数をお知らせ頂けますと、スムーズにご入館頂けます。 ※団体でのお申込、または館長による展示解説をご希望の方は、公式HPに記載の申込書をお出しいただくか、お電話にてお申込みください。 |
お問合せ先 | 清水三年坂美術館 075-532-4270 |
ホームページ | |
補足情報 | 月・火曜日休館(祝日開館) |
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