2024.09.14 - 2024.12.08
【終了しました】 2024.03.09 ~ 2024.06.09
※新型コロナウイルス感染拡予防の観点等でイベントが中止や延期・開催時間が変更になっている場合があります。事前に公式サイトなどでご確認ください。
野村證券など金融財閥を築いた野村徳七(1878-1945)は得庵と号し、茶の湯と能楽に深く傾倒しました。得庵は住まいを神戸・住吉の地に建設し、棲宜荘と名付け、その敷地内に茶室を設け、茶の湯に親しみました。また京都別邸・碧雲荘の他に熱海にも別邸・塵外荘を建築し、棲宜荘・碧雲荘と同じく茶室を設え、生涯茶の湯を愉しみました。
前期展示では得庵が大正13年4月に棲宜荘で行った茶室の披露茶会を、また後期展示は昭和16年4月に塵外荘で行った茶室の披露茶会の再現展示を試みました。得庵の行った茶会を楽しんでいただけたら幸いです。
《主な展示作品》
[前期] 棲宜荘 席披茶会
「濃茶席・松欣庵」 :交趾菊蟹香合・天命乙御前釜・薩摩肩衝茶入 銘忠度・熊川茶碗 銘 霊雲・藪内剣仲作茶杓 等
「書院」 山本梅逸筆 百花百虫図
「薄茶席・分銅間」 :青磁珠算玉花入・芦屋七宝地文釜・刷毛目茶碗 銘 四海兄弟・象牙茶杓・佐野長寛作 城ヶ端塗菓子器 等
その他 懐石具、野村得庵筆 蔵帳、棲宜荘建築資料なども合わせて展示
[後期]塵外荘 席披茶会
「濃茶席・鷗友軒」 :藤原定家筆 住吉消息・志野栄螺香合・芦屋真形霰桜柳文釜・坂本井戸茶碗・砂張雷文樋口建水 等
「薄茶席・到月亭」 :伝梁楷筆 普化振鈴図・胡銅六角口紋花入・交趾飛竜香合・古染付桜川水指・樂一入作 赤茶碗 銘 春雨 等
その他 懐石具、野村得庵筆 蔵帳、塵外荘建築資料なども合わせて展示
会場 | 野村美術館 |
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日時 | 前期:2024年3月9日(土) ~ 4月21日(日) 後期:2024年4月27日(土)~6月9日(日) ※ 4月22日 (月)~26日(金)は展示替のため休館 |
住所 | 京都市左京区南禅寺下河原町61 |
交通 | 市バス 京都駅・四条河原町・三条京阪前より⑤系統「南禅寺・永観堂道」下車、 徒歩約5分 地下鉄 「蹴上」駅下車、徒歩約10分 |
駐車場 | 駐車場はスペースに限りあり。満車の場合は南禅寺の駐車場(有料)より、南禅寺北門まで徒歩(所要時間2・3分)。 |
料金 | 大人800円・高大生300円・中学生以下無料・団体(20名以上)600円 |
お問合せ先 | TEL 075-751-0374 FAX 075-751-0586 e-mail nomurams@nomura-museum.or.jp |
ホームページ | |
補足情報 | 呈 茶 席 |
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