小川貴士　水彩画展

2023年7月5日（水）～7月17日（月）、水彩画家 小川貴士による、4年ぶり、京都で初となる個展【古都・光に映えて】が、中京区六角通堺町東南角の「パパジョンズ 六角店」で開催される。
小川はこれまで滞在したイタリアや北欧、日本各地の景色を、光と色彩にあふれた水彩画で表現、2002年から東京やイタリアで個展を重ねてきた。京都はその中でも大事なテーマの一つとなった場所だが、2022年初春に京都に移住したことをきっかけに、じっくりと京都の四季折々の景色に向き合い、新たな作品作りに励んでいる。この度2023年の祇園祭（前祭期間）にあわせて、約1年半の間に描いた祇園祭などの京都シリーズの新作と、過去に滞在したイタリアやフィンランドでの風景画を展示する。

〈作家コメント〉
京都に移住して1年半が経ち、初の個展をこの古都で開くことができるのは大きな喜びである。 1200年もの間、ここに生きる人々が、光と色を組み合わせて数々の美しい景色を作り上げてきた。多様な人々が交差するダイナミックな文化都市の鼓動と息吹が感じられ、波動のように訪れるインスピレーションが、毎日僕を衝き動かしている。
このたびご縁を頂き、画家でもあり、京都人の先輩でもあるアメリカ人のチャールズ・ローシェさんが経営するカフェギャラリーで、個展を開くことができた。この新たな一歩に、祇園祭のお囃子を聞きながら、京都から行うグローバルな発信についても考えを巡らせたいと思っている。