2024.09.14 - 2024.12.08
【終了しました】 2023.03.04 ~ 2023.05.31
※新型コロナウイルス感染拡予防の観点等でイベントが中止や延期・開催時間が変更になっている場合があります。事前に公式サイトなどでご確認ください。
究極の名香「蘭奢待」、特別展示 -
推古天皇 3(595)年、淡路島に香木が漂着したことから、日本の香文化の幕が開けます。仏教 という宗教儀礼の中で香木は多用され、平安時代には貴族たちがその栄華を香りの調合と和歌に 表し、また、遣唐使の廃止による国風文化の勃興と併せ、中国とは別の日本独自の“香の道”を 歩み始めます。そして、応仁の乱後、東山慈照寺(銀閣)に於いて、足利八代将軍義政公の同朋衆 志野宗信(しのそうしん 1443-1523) の手によって香道の基礎が作られ、以降現代まで、志野流は 500年以上に亘り20人の家元によってその道統を継承されてきました。江戸時代には、京都だけに 留まらず、徳川将軍家庇護のもと、全国武家や江戸城大奥、公家、僧侶から市井の人々にいたるま で賞玩され、高雅な芸道として成熟します。
本展は、室町時代後期に誕生した日本文化の最高峰“香道”を、初代志野宗信から現家元 20代幽光斎宗玄まで連綿と守り抜いてきた志野流500年の道統を紹介するものです。細見美 術館では、2003年の「香りの美術-貴なるものへの憧れ-」展以来、20年ぶりの“香”の展覧会とな ります。奇しくも本年は細見美術館開館25周年の節目の年であり、志野流初代志野宗信の500回 遠忌を迎える年でもあります。
この記念すべき年に、香道の歩みを振り返り、貴重な名香と香りにまつわる美術工芸品の数々を展観いたします。
聞香体験会、調香師・ソムリエとの香り対談、講演会、香りのイベント等を開催する予定です。(詳細は HP 等でご案内いたします。)
会場 | 細見美術館 |
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日時 | 2023年 3月4日(土)~ 5月31日(水) 10:00~17:00(入館は16:30まで) |
住所 | 京都市左京区岡崎最勝寺町6-3 |
交通 | 地下鉄東西線「東山駅」2番出口より徒歩約10分 市バス 31・201・202・203・206系統「東山二条・岡崎公園口」下車、東へ徒歩約3分 市バス 5・46・86・洛バス100系統「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車、西へ徒歩5分 |
駐車場 | 近隣に市営駐車場、私営駐車場あり(ともに有料) |
料金 | 一般 1,500 円 学生 1,300 円 |
お問合せ先 | 細見美術館 075-752-5555 |
ホームページ | |
補足情報 | 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ご入館および施設のご利用にあたってはマスクをご着用ください。 ※休館日 毎週月曜日(ただし、5 月29日は開館) |
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