2024.09.14 - 2024.12.08
【終了しました】 2023.03.11 ~ 2023.07.16
※新型コロナウイルス感染拡予防の観点等でイベントが中止や延期・開催時間が変更になっている場合があります。事前に公式サイトなどでご確認ください。
仏教の教え、禅の教えの中には、数多くの先徳たちの逸話がちりばめられています。それらは経典に文字情報として載りました。さらに、そこに記された仏・諸菩薩や先徳たちは絵画化され、仏教美術が花開きました。
寺院空間を荘厳する様々な作品の意匠には、中国の故事由来の画題も多く取り入れられました。本展観では、仏教説話や漢故事を好んだ禅僧たちの詩文や寺院に伝来する絵画・工芸から、禅林に伝わる様々なものがたりを概観いたします。
令和五年(2023)は、臨済宗の尼僧、無外如大(むがいにょだい 1223~1298)尼の生誕800年にあたります。彼女は、臨済宗において女性で、仏光国師無学祖元の法を継いだ最初の尼とされています。十刹に列せられる相国寺派寺院、眞如寺の歴史をたどると、弘安九年(1286)に無外如大によって創庵された「正脈庵(しょうみゃくあん)」にさかのぼります。また、眞如寺は16世紀後半からは宝鏡寺門跡の菩提所となり、その寺宝は尼門跡の典雅な文化を今に伝えます。今回は照山元瑶尼、徳巌理豊尼や逸巌理秀尼など、出家した皇女達のゆかりの品をご覧いただきます。
相国寺派寺院伝来の寺宝から、無外如大尼の時代から近世に至るまでの女性と仏教のかかわりを探ります。
会場 | 相国寺承天閣美術館 |
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日時 | Ⅰ期 2023年3月11日(土)~5月7日(日) Ⅱ期 2023年5月28日(日)~7月16日(日)10:00~17:00 (入館は16:30まで) |
住所 | 京都市上京区今出川通烏丸東入 |
交通 | 地下鉄烏丸線『今出川駅』下車 京都市バス『烏丸今出川』、『同志社前』下車 |
駐車場 | なし |
料金 | 一般800円 65歳以上・大学生600円 中高生300円 小学生200円 ※一般の方に限り、20名様以上は団体割引で各700円 |
お問合せ先 | 075-241-0423(相国寺承天閣美術館事務局) |
ホームページ | |
補足情報 | 休館日:2023年5月8日(月)〜5月27日(土) |
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