2024.10.18 - 2024.12.26
【終了しました】 2022.09.10 ~ 2022.12.11
※新型コロナウイルス感染拡予防の観点等でイベントが中止や延期・開催時間が変更になっている場合があります。事前に公式サイトなどでご確認ください。
十六世紀初頭に成立したと考えられる茶の湯は、その後も発展を続け千利休の活躍した時代、すなわち十六世紀末期になり「侘数寄」の理念が確立され、現在まで続く礎を築き上げます。
利休没後十七世紀になると、古田織部をはじめ小堀遠州、金森宗和・片桐石州など後世「茶匠」と称される人物がきら星の如く出現し、それぞれの茶の湯を展開していきます。その多くは前世紀とは異なり、より多くの人々に茶の湯を理解してもらい、また楽しんでもらうためにさまざまな工夫をします。
今回の展示ではこれらの茶匠たちの茶の湯を、遺された茶会記によって復元することを試みました。もっとも特定の茶会そのものを完全に復元することは困難ですので、それぞれの茶匠たちの茶会記を通じて、よく使われた類似の茶道具や、かれら自身の手になる、あるいは指導して作らせた茶道具を組み合わせて濃茶または薄茶の席を構成しています。
会場 | 野村美術館 |
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日時 | 【前期】 9月10日(土)~10月23日(日) 【後期】 10 月 25 日(火)~ 12 月11日(日)10:00 ~ 16:30 (入館は16:00まで) |
住所 | 京都市左京区南禅寺下河原町61 |
交通 | バス…京都駅より市バス5系統に乗車、バス停「南禅寺・永観堂道」下車、山側に向かって徒歩約5分 |
駐車場 | 駐車場はスペースに限りあり。満車の場合は南禅寺の駐車場(有料)より、南禅寺北門まで徒歩(所要時間2・3分)。 |
料金 | 大人800円・高大生300円・中学生以下無料・団体(20名以上)600円 |
お問合せ先 | 野村美術館…075-751-0374 |
ホームページ | |
補足情報 | 毎週月曜日休館。ただし9/19・10/10は開館、9/20・10/11は休館 《主な展示作品》 [前期] 古田織部宛 伊達政宗書状・近衛信尹筆 慧遠法師画賛・千宗旦作 瓢花入 銘不倒翁・菊桐秋草蒔絵雪吹・千宗旦作茶杓 銘道成寺・小堀遠州共筒茶杓 銘日吉・丹波 南蛮頭巾水指・織部 暦絵茶碗・御本立鶴茶碗・高取茶碗 銘香久山・古田織部在判蓋置 等 [後期] 宗峰妙超筆 白雲偈頌・片桐石州筆 春日同詠夕鶯和歌懐紙・胡銅立鼓花入・仁清 羽子板香合・芦屋三光三如釜・古瀬戸 藤四郎肩衝茶入・盛阿弥作 尾長鳥蒔絵棗・仁清 菊花文水指・小堀遠州・權十郎作 二本入茶杓・千宗旦共筒茶杓 銘東山・宗和呉器茶碗 等 |
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