京都八瀬大原と滋賀安曇川の直営農場で130日から150日飼いで育てた脂ののった鶏を、京野菜、豆腐、生姜などと煮て、秘伝のぽん酢でいただく。口にしてまず驚くのは鳥独特の臭いを感じず、地鶏の旨みとほどよい歯ごたえ。鮮度の良さとさばきの見事さを感じる。これなら鳥が苦手な人も目から鱗に違いないと思ってしまう美味しさ。すだちの他、8種類の素材を組み合わせて作るぽん酢は具を加えても薄まらず、食べ終わる頃になっても味が変わらない。最後まで素材の旨みを引き立てる味わい。(→ちょっとお鍋なお話)
このほか、1年半飼育した鶏を使ったすき焼き9,500円など試したい商品がいっぱい。特筆は有精卵の地玉子。濃厚な黄味と二重の輪を描く白身の玉子かけご飯は忘れられない味となることうけ合い。コーチン、プリモス、白色レグホンをかけ合わせた鶏と新鮮な玉子は一度試してみる価値あり。
京都市左京区丸太町川端上ル 東丸太町8(P有5台)